日本の不動産賃貸について
「駅の近くがいい」「築浅物件がいい」「南向きがいい」「都心に住みたい」「広い部屋がいい」などお部屋探しの際に挙がる要望は数多くあります。料金に限界を作らなければ用件を満たすことは可能かも知れませんが、やはり支払える家賃には限界があるものです。
基本的な条件に優先順位をつける事が、お部屋探しのコツと言えます。
①予算設定
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毎月の家賃上限
毎月の収入の25~30%以内に抑えるようにするようにするのが良いかと思います。
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初期費用
通常家賃の6ヶ月分程度を必要としますが、最初に初期費用を用意できないのであれば、敷金・礼金の安い物件も存在しますのでそのような部屋を探す方が良いかも知れません。
②エリア
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通勤・通学時間
勤務先の会社や学校など良く通う駅を中心にどのくらいの時間まで通勤時間をかけれるのかを考えます。勤務先などは中心地にある場合が多いので、当然通勤時間を短縮しようとすればするほど、家賃は高くなるのが普通です。
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沿線
山手線・丸ノ内線・銀座線など人気の沿線は便利ですが、当然家賃が高いです。しかし、通勤時間を延ばさなくても沿線を変えるだけで家賃を下げることも出来ますので、そういった工夫をするのも必要です。分からない場合は、ご相談下さい。
③間取り・構造等
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部屋のタイプ
一人で住むのか二人で住むのかなどによって必要な間取りは変わってきます。一人であればワンルーム・1K・1DK・1LDKなど、その人の生活スタイルによって選びます。また、2人の場合は2K・2DK・2LDKなどが良いでしょう。
1Kに二人入居などはオーナーは嫌う傾向にはありますが、オーナーによっては了承してくれる場合がありますので、そのような要望は正直に話して頂ければ弊社スタッフが交渉を行います。 -
建物の構造
建物には木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造など構造は多数存在します。
普通は分かりやすくアパート・コーポ・マンションと区分しています。当然、マンションタイプなどの丈夫な構造になればなるほど、家賃は高くなる傾向になります。 -
築年数
新築の物件は人気が集まり、家賃も高くなります。古い建物ほど家賃は安くなる傾向にあります。
④設備
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セキュリティ
セキュリティの面で代表的なものはオートロックです。その他インターホン、監視カメラや管理人常駐など様々なセキュリティサービスが存在します。
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宅配ボックス
留守中に届いたお荷物を預かるボックスです。日中なかなか家にいない方にはありがたい設備です。
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ロフト
デッドスペースを活用し、中2階を作ることで広々とした収納スペースを確保します。
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電気コンロ・ガスコンロ
電気コンロ、ガスコンロなどに分かれますが、最近の電気コンロは火力に優れており、以前のような不便はありません。
また火災の危険性も予防できるなどのメリットがあります。 -
浴室乾燥
お風呂に乾燥機や暖房などの機能が付いており、洗濯物の乾燥などにも活用でき便利です。
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床暖房
熱は上昇します。全体を床から温める事で通常の暖房よりも温かく感じることが出来ます。
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その他
他にもシステムキッチンやシャンプードレッサー、インターネット、BS/CS、有線放送などの設備がありますので、チェックしておいて下さい。
⑤その他
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周辺環境
コンビニやスーパーなどの日常生活に必要なものが揃っているかなどのチェックが必要です。
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2階以上
日当たりや泥棒、窓を開けにくいなどの理由で1階の部屋より2階以上の物件が好まれ、上にいけばいくほど家賃は高くなります。
- 収納スペース
- バス・トイレ別
- 室内洗濯機置き場
- フローリング
- 角部屋
- エレベーター